内容を更新しましたので、下記のいずれかを参照してください。
微速度撮影動画の作り方2011年版(撮影機材編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(撮影編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(ミニチュア風動画編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(編集編)
撮影した画像の編集です。FullHD(1920x1080)のサイズよりも大き目の画像で撮影し、Premiereでの編集時にそれを切り取ることでズームやパンの効果を付け、Equalizeのエフェクトで画像のチラつきを抑えつつ映像の印象を変えるのがポイントです。
■編集方法
撮影した画像を編集する際に、2つのソフトを使っています。
撮影画像から動画への変換:QuickTime Pro
動画編集:Adobe Premiere Pro CS5
K-5より使い始めた25fpsでの作成例です。ちなみにPremiereは英語版の画面です。
1.事前準備
1.SDカードからPC上へ画像をコピーします。
2.フォルダを作成し(m1、m2、m3...等)、各シーン毎に画像をまとめておきます。Faststone image viewer(http://www.faststone.org/)を使うと便利です。
2.QuickTime Proを使用して、画像から動画へ変換
ファイル→イメージシーケンスを開くを選択、フレームレートを25fpsに変更し、フォルダ内の画像を選択します。
ファイル→ムービーとして保存で独立再生形式を指定、m1-25fps.mov等とファイル名を指定し、保存します。
これで、サイズ3072x2048(6M jpeg)で25fpsの動画が作成されます。
上記手順を各シーンごとに繰り返します。
3.Adobe Premiere Proでの編集
プロジェクトの新規作成で、名前を付けておきます。
次に、シーケンスの新規作成画面が自動的に表示されますので、名前を付けます。1920x1080で25fpsのPresetを選択します。
設定として、1920x1080で25fpsが指定されているかを確認してください。
先ほど作成した各シーンのクリップをまとめてドラッグしてインポートしておきます。
クリップとBGMをタイムライン上に並べ、各クリップの前後をカットして再生時間を調整し、BGMのタイミングに合わせます。マーカーを使うと編集がしやすくなります。
ズーム効果の付け方
Motionエフェクトのscaleを使用して、画面全体をズームする効果を付け、映像に動きを与えます。
これで、このクリップの再生中にズームアウトする効果が付きました。
同様にpositionを変えることで、カメラがパンするような効果を付けることができます。
エフェクトの追加
Video Effects→Color CorrectionからEqualizeをクリップにドラッグします。雲の濃淡が強調され、HDR画像の様な印象に変わります。
Equalizeによって持ち上がりすぎた暗部をFast Color Correctionで調整します。
クリップにドラッグし、inputのバーの左端(黒い部分)の下にある▲をスライドさせて調整します。
なお、素材によってはモアレ状の縞がやノイズ目立つことがあるため、その際にはEqualizeの度合いを調整します。
上記手順を、各クリップ毎に繰り返した後、プレビューをレンダリングして動きを確認し、Effectの調整やクリップの並び替えを行います。
後はタイトルなどを付けて、完成させます。
微速度撮影動画の作り方2011年版(撮影機材編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(撮影編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(ミニチュア風動画編)
微速度撮影動画の作り方2011年版(編集編)
撮影した画像の編集です。FullHD(1920x1080)のサイズよりも大き目の画像で撮影し、Premiereでの編集時にそれを切り取ることでズームやパンの効果を付け、Equalizeのエフェクトで画像のチラつきを抑えつつ映像の印象を変えるのがポイントです。
■編集方法
撮影した画像を編集する際に、2つのソフトを使っています。
撮影画像から動画への変換:QuickTime Pro
動画編集:Adobe Premiere Pro CS5
K-5より使い始めた25fpsでの作成例です。ちなみにPremiereは英語版の画面です。
1.事前準備
1.SDカードからPC上へ画像をコピーします。
2.フォルダを作成し(m1、m2、m3...等)、各シーン毎に画像をまとめておきます。Faststone image viewer(http://www.faststone.org/)を使うと便利です。
2.QuickTime Proを使用して、画像から動画へ変換
ファイル→イメージシーケンスを開くを選択、フレームレートを25fpsに変更し、フォルダ内の画像を選択します。
使用するフレームレートを指定する |
独立再生形式を指定する |
保存中の画面 |
上記手順を各シーンごとに繰り返します。
3.Adobe Premiere Proでの編集
プロジェクトの新規作成で、名前を付けておきます。
次に、シーケンスの新規作成画面が自動的に表示されますので、名前を付けます。1920x1080で25fpsのPresetを選択します。
設定として、1920x1080で25fpsが指定されているかを確認してください。
音声はBGMのみなので、ステレオ1トラックのみにしておきます(後でも変更できます)。
新規プロジェクトの編集画面です。先ほど作成した各シーンのクリップをまとめてドラッグしてインポートしておきます。
クリップとBGMをタイムライン上に並べ、各クリップの前後をカットして再生時間を調整し、BGMのタイミングに合わせます。マーカーを使うと編集がしやすくなります。
ズーム効果の付け方
Motionエフェクトのscaleを使用して、画面全体をズームする効果を付け、映像に動きを与えます。
クリップを選択し、クリップの先頭位置に移動します |
ストップウォッチのマークを押し、scaleの値(90)を設定 |
クリップの最後に移動し、scaleの値(70)を設定 |
同様にpositionを変えることで、カメラがパンするような効果を付けることができます。
エフェクトの追加
Video Effects→Color CorrectionからEqualizeをクリップにドラッグします。雲の濃淡が強調され、HDR画像の様な印象に変わります。
Equalize適用前 |
Equalize適用後 |
クリップにドラッグし、inputのバーの左端(黒い部分)の下にある▲をスライドさせて調整します。
ちょっとガンダムが白すぎ |
調整後 |
空にノイズがめだつ |
Equalizeを50%に落とす |
Fast Color Correctionで調整 |
プレビューのレンダリング中 |
コメント
しかし、自分も挑戦したいと言ったものの、かけられるコストには自分なりの制限があります。
動画編集:Adobe Premiere Pro CS5 はプロ用なんですね。これに代わる安価で簡易なソフトはないでしょうかね~。仮にあったとしても、できることには制約があるのでしょうね。
微速度撮影動画が遠くなった感じがし、残念な気持ちです。何かいい方法を考えたいと思います。
ズームをかける効果なら大抵の編集ソフトにはあると思います。現在はWindows上でPremiereを使ってますが、以前はMac上で編集していて、iMovieやFinal Cut Expressで同等の処理ができることを経験しています。
とりあえずカメラとソフトは揃っていますので後は撮影ですね。自宅の屋上から雲の動きなどを試してみたいと思っています。