2013/03/09

GenieでMotion Controlな微速度撮影を始める

「Motion Controlな撮影機材を検討する」を書いてから半年近くが経過しましたが、ようやくGenieが到着しました。
首を長くして待ってたよーGenie
Genieを使用して、とりあえず3本の動画を作成してみました。
荷物が増え、撮影前の準備にちょっと手間がかかりますが、やはり面白い絵を撮る事ができます。
固定で撮って編集時にパンやズームの効果を加える、という動画作りがルーチンワーク化してしまい、ちょっと食傷気味だったため、これからも積極的に使っていきたいと思います。

Genie基本的な動作は、三脚に取り付けて回転させるPanningと、スライダーやドリーに載せて直線的に動かすLinearの2種類です。それぞれの動作で使用するアクセサリーを交換し、これ一台でPanningとLinearを切り替えて使うことができるのが、Genieの最大の特徴です。
Panning shot
もちろん、左右の回転方向も切り替えられる
Panning shot
こうすれば、上下方向の回転も可能
Linear shot
三脚一本では、かなり揺れる
Linear shot
縦方向にも動かせる、三脚のバランスに注意

撮影時の設定ですが、通常のインターバルタイマーが撮影枚数、撮影間隔を設定するのに対し、Genieの場合は、撮影時間、(動画編集時の)再生時間、撮影間隔を設定します。
Panningの設定画面
これは、動画編集時に使用するフレームレート(自分の場合は24fps)を別途設定するためで、このフレームレートを元に撮影枚数をGenieが自動的に決めます。
例えば、撮影時間30分、再生時間15秒、撮影間隔5秒の場合、撮影枚数は360枚となります。
Linearの設定画面
撮影時間、再生時間、撮影間隔に加えて、Panningでは回転角度、回転方向(時計回り、反時計回り)を設定、Linearでは移動距離、移動方向を設定します。PaningとLinearのアクセサリーのどちらが取り付けられているかは、本体側で識別されているようで、設定画面は自動的に切り替わります。

上記の基本設定に加えてMove shoot delay(移動した後に撮影するまでの遅延時間)、Shutter signal(シャッターを押しっぱなしにする時間)の設定が可能です。
Move shoot delayはスライダー使用時などに揺れが大きい場合に有効で、初期値は200ms、最大3000msまで設定可能。Shutter signalは、HDR用のブラケット撮影時に使える機能で、初期値は200ms、最大1000msまで設定可能となっています。
ブラケット撮影しHDR合成
いろいろ撮影してみると、やはりスライダーを使っての撮影が難しいです。スライダーは携行性を重視して60cmのものを購入しましたが、レールの長さが60cmであるため、実際にGenieが移動できる範囲は48cm程度となってしまいます。これで、絵に動きを出そうとすると、手前にものを入れるなどかなり構図を工夫する必要があります。
地面において、手前の植え込みを入れる
手前に柵を入れる
木を手前に入れる
また、三脚一本ではGenieが動作する場合にかなり揺れがありました。ただ、広角レンズでの撮影であるためか、最終的に動画にした場合には気になるレベルではありませんでした。また、Move shoot delayの設定でGenieが動いてから撮影までの待ち時間を設定することで、回避可能です。
三脚で撮影

コメントを投稿