手のひらにフルサイズSONY RX1

自分にとってSONY RX1はかなり満足度の高いカメラとなりました。35mmという、ちょっと難しいけれど絶妙な画角が、写真を撮ることの楽しさを再認識させてくれますし、RX1を手にすると、なぜか光と影、そして色彩を意識して撮るようになります。
自分がカメラを購入する場合は、映像制作の道具として使うことが前提なのですが、RX1の場合は写真を撮ることを主体に使っていくことになりそうです。
横浜中華街
浜離宮
銀座
先週に引き続いて動画撮影を行い、微速度撮影もちょっとだけ試してみました。

動画の解像感は最初の印象と同様で、RX1よりGH2の方が優秀です。寄ったときの絵はそれほど差がありませんが、RX1は遠景の解像がいまいちですので、背景をぼかすような撮り方をした方がいいかもしれません。ただし、高感度に関してはさすがにフルサイズのセンサーだけあって、ISO AUTO時の初期設定となっているISO3200あたりまで、気になるようなノイズは発生しないようです。
なお、被写体によっては、偽色やモアレが発生します。もしかしたらローパスフィルターが弱めなのかも知れませんが、ダウンサンプリング時の映像処理の影響だと思われます。
建物の壁面にモアレ
奥のビルに偽色
RX1を動画目的で買う人はいないでしょうが、動画を撮るのであればRX1よりも、GH2とNOKTON 17.5mmか25mmとの組み合わせを強くお勧めします。

微速度撮影は、例によって連写を使用します。RX1はレリーズケーブルを直接付けられますので、これでレリーズを押しっぱなしにします。ただし、RX1はバッテリーの消費が多いのとレンズシャッタのため耐久性も不明ですので、今後は微速度撮影には使用しません。ちなみに、モニターミュート(絞り、シャッタースピード、ISOの表示のみになる)をキーアサインできるので、多少はバッテリー消費を抑えることができるようです。
レリーズケーブルを使う
F8/2sec/ISO640
F8/2sec/ISO800
F7.1/2sec/ISO800

銀座、横浜、渋谷で撮影したものを、動画にしました。

夜の銀座は、ほとんどのシーンを開放(F2)で撮影しています。
SONY RX1 Ginza
music:Square One by Anitek
http://www.jamendo.com/en/track/973994/square-one
日産のショウルームの赤いGT-R
三愛ビル
ミキモトのクリスマスツリーの下
和光のショーウィンドウ
お花屋さん
横浜での撮影。ちょっと懐かしい感じにするために、シャドウをブルーにしています。
SONY RX1 Yokohama
music:An Afterthought by Mark.Nine
http://www.jamendo.com/en/track/906902/an-afterthought

ぷかり桟橋
赤レンガ倉庫の夕暮れ
中華街 関帝廟
夜の赤レンガ倉庫
夜の渋谷の映像はスローモーションにしてみました。
SONY RX1 Shibuya Slowmo
music:The Rising by Tryad
http://www.jamendo.com/en/track/6582/the-rising
銀座線から
ハチ公
スクランブル交差点
タクシーが駐車中
渋谷駅前

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