2012/09/16

60cmのスライダーで移動撮影

購入したVARAVON Slidecam Lite 600での撮影を試してみました。構図や使いどころ等は工夫する必要がありますが、映像の印象を大きく変えられるため、もっと早く手に入れておけばよかったと、ちょっと後悔しています。
VARAVON Slidecame Lite 600は、スライダー本体、地面設置用の足とそれを入れるポーチ、Slidecam専用のソフトケース、フリクション調整時に使う六角レンチと説明書が付属します。
VARAVON Slidecame Lite 600の主な構成内容
スライダー本体は、最初見たとき細くて華奢な印象を受けましたが、持ってみるとしっかりとした造りで、使ってみてもGH2程度では特に問題は感じませんでした。ただし、地面に設置させる足については、若干のがたつきがあります。
足は若干がたつきあり
載せる機材の重量にあわせてフリクションの調整をするようですが、最適な状態がどういうものかは素人の自分には分かりません。ただ、GH2程度の重量だと購入時の状態では若干硬めに感じられたため、少しゆるめに調整しています。
水準器を目安にスライダーの水平をとる
とりあえず手持ちの三脚と雲台を組み合わせて水平、垂直方向に動かした場合と、地面に置いた場合の撮影を試しました。
水平に置く基本的な使用例
垂直方向に設置
地面に置く


camera : Panasonic DMC-GH2
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
Lens : Nokton 25mm F0.95
camera : SONY DMC-RX100
music : Happy Sadness by Greendjohn
jamendo.com/en/track/143351/happy-sadness



camera : Panasonic DMC-GH2
lens : Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm
lens : Nokton 25mm F0.95
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
music : Happy Sadness by Greendjohn
http://www.jamendo.com/en/track/143351/happy-sadness

移動撮影としての効果を出すには、

  1. 手前に何かを入れる構図にして、近景と遠景の移動差分を見せる。
  2. 被写体にできるだけ近づく。あるいは、望遠レンズを使う。

といった感じで撮影時の工夫が必要です。

手前に何かを入れる構図を実際にやってみるとこんな感じです。映像に奥行き感が出て、かなりいい感じになります。ただし、場合によってはわざとらしく感じるため、使いどころがちょっと難しい。
手前に手すりを入れる
手前にオブジェを入れる
石畳などの特徴のある地面の様子を入れる
人の背中越しに撮る
手前に木を入れる
また、被写体に寄った場合ですが、スライダー自体が60cm程度だとかなり寄らないと移動撮影の効果が目立ちません。特に、微速度撮影時は24mm前後となるため、かなり被写体自体に近づく必要があります。
このため、実物大ガンダム全体を入れて撮ろうとすると、あまり効果が出ないことが分かりちょっと残念でした。ただ、換算50mmで足を撮った場合、造形の立体感がうまく表現できることが分かりましたので、35mmあたりでもう少し空を入れるようにして、試してみようと思います。
草花
赤レンガ倉庫の壁
ガンダムの足を35mm換算50mmで撮影
造形の立体感が出る
ガンダム全体を写し込もうとすると、あまり効果が出ない
あと、思った以上に効果があったのが垂直方向に動かしたときでした。これも、手前に何かを入れた構図にする必要があり、撮影場所により使いどころが難しいですが、印象的な映像にできます。

スライダーでの移動撮影は、撮影時の構図や使い方にそれなりに工夫が必要ですが、固定撮影に比べて確実に映像表現を変えることができます。VARAVON Slidecam Lite 600は、コンパクトで軽く、2万円台で入手できるため、スライダーの購入に躊躇していた方にもお勧めです。
コメントを投稿