2010/09/29

Sonyのα55でいろいろ撮ってMagic Bullet Quick Looks Limitedも試してみた

結局、温度警告が表示されたのは2回だけでした。最近涼しくなったのと、こまめに電源OFFをしたりパワーセーブになる時間を短めにしたことが影響していると考えます。いろいろ撮ってみて気がついたことを書いておきます。

■動画撮影
・自動露出ですが、AモードでMFに切り替えると絞りのコントロールは可能です。なお、晴天下ではNDフィルターを付けたほうがよさそうです。GH1でも経験しましたが、特に空を撮るような場合は思い切り絞られるようで、普段は写りこまないローパスフィルターの小さなゴミが目立つようになります。
・5D Mark IIと比較してしまうと高感度は弱く、同じようなシーンでもカラーノイズが目立つ場合があります。ただし、GH1より優秀です。露出補正で若干カバーできますが、映りが多少暗くなってもよいので、ISOの上限などを設定できればと思います。
・放熱のためにLCDは開いた状態にしたほうがよさそうなので、ストラップを首からピンと張った状態でLCDを見ながら動画撮影をしています。手だけで保持するより安定させて撮影できます。

■微速度撮影
・背面LCDよりもEVFの方が消費電力が低いと想定して、撮影開始時にEVFへの切り替えをして何回か試しましたが、それなりにバッテリーを消費することがわかりました。
3秒間隔で360枚(合計18分)を撮影するのがいつものパターンなのですが、電池残量表示で1回あたり15~25%程度減ります。自分の場合6シーン程度は撮影するので、動画撮影も含めてα55 1台で済ませようとすると、予備バッテリーは必須です。

■初期設定からの変更項目
・ピント拡大:ゴミ箱ボタンで7.5倍と15倍の切り替えが可能
・グリッドライン:3分割、方眼、対角+方眼から選択
・うっとうしいので「ヘルプガイド表示」と「電子音」は切る。
・パワーセーブ:1分→10秒
省電力と発熱対策として変更しています。シャッターやMOVIEボタンを押すことでパワーセーブ状態から復帰。MOVIEボタンで動画撮影開始後、AF動作も開始するので、撮影のテンポに大きな影響はありません。
 
■動画
-Roppongi Hills in the rain-
雨の日でしたが、weather newsのライブカメラで東京タワーのあたりをビュンビュン雲が流れる様子を見て撮りに行ってきました。微速度撮影部分はK-7を使用し、展望フロア内の様子をα55で撮影しています。

Camera : Pentax K-7 & Seculine Twin1 ISR
Lens : Pentax DA15mmF4ED AL Limited
Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT50mm f/1.8 SAM
Music : PROPANMODE(http://propanmode.net/) ambient_009

-Yokohama night and day-
α55が夜間の撮影でどれくらいの絵を撮れるかの試し撮りです。
微速度撮影時は三脚代わりにManfrotto Modopocket 797を使ってみました。797の最大耐加重は500gとされているのでα55は重量オーバーですが、実使用では問題なさそうです。
APECを控えてMM21周辺は警備が厳しく、サークルウォークのあたりで警備の警察官に「何を撮っているんですか?」と声をかけられましたw

Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT50mm f/1.8 SAM
Lens : Sony DT18-55mm F3.5-5.6 SAM
Lens : Sony DT55-200mm F4-5.6 SAM
Music:PROPANMODE(http://propanmode.net/) piano4_011

-Haneda Airport Terminal 2 Observation Deck -
せっかくなので羽田に行って飛行機を撮ってみました。飛んでる飛行機を撮るのは初めてですが、α55のおかげでそれなりに見れるレベルにはなっています。さすがにLCDを見ながらの撮影は無理で、ファインダーを覗いて必死に追いかけています。微速度撮影部分は広角の絵が欲しかったので5D Mark IIを使用しました。

Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT50mm f/1.8 SAM
Lens : Sony DT55-200mm F4-5.6 SAM
Camera : Canon EOS 5D Mark II & Seculine Twin1 ISR
Lens : SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM
Music:PROPANMODE(http://propanmode.net/) yellow line

-Roppongi Hills in the rain(Re-edited using Magic Bullet Quick Looks Limited)-
Magic Bullet Quick Looksの限定版がCS5用に無償提供されていることを今さら知り、使ってみました。プリセットは20パターンのみ。各プリセットの効果の度合いだけを調整できます。
展望フロア内をBlockbuster(strength:40%)、外のシーンをBlockbuster(strength:80%)、展望フロアから見た外の風景をBuffalo(strength:100%)にして、明るさを若干調整しています。

使用前
使用後
Blockbuster(strength:80%)

使用前
使用後
Blockbuster(strength:40%)

使用前
使用後
Blockbuster(strength:80%)

使用前
使用後
Buffalo(strength:100%)
あまり多用すると、ごてごてした印象を受けると思うので、今後は効果的なシーンで使ってみようと思います。

Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT50mm f/1.8 SAM
Music:PROPANMODE(http://propanmode.net/) ambient_009

2010/09/22

Sonyのα55で静岡ガンダムを撮ってみる

Sonyのα55を購入し、静岡ガンダムを撮って来ました。当日はシャア少佐が来場されていました。α55は、軽量、ボディ内手ブレ補正、高速AFと手持ちでの動画撮影に役立ちそうです。次に買うつもりのK-5も、LiveViewでのAFが凄そうなんで、ちょっと期待しています。

■お気に入りなところ
  1. 軽い。18-55mmのキットレンズで715g、はじめてレンズの50mmだと677g。GH1だと14-140mmで912g、5D2だと一番軽い50mmで1026gと1キロを超えます。α55は手軽に持ち出せそうです。
  2. ボディ内手ブレ補正。動画撮影時に結構効いてくれます。安価なレンズでも手ブレ補正してくれるのが魅力的です。まだ慣れてないので、動画ではちょっとふらついてます。
  3. 高速AF。LiveViewのAF速度は、これまで使ったどのカメラより高速です。5D2はLiveViewでのAFの遅さにうんざりしてMFでピント合わせしてました。また、動画撮影中も継続して高速AFしてくれます。GH1より速いですが、その分、レンズの動作音が気になります。
■ちょっと困ったところ
  1. AVCHDのデータを直接Premiere Proで何個か読み込んでいくと、必ずエラーを吐いて終了します。付属ソフトのPMBで読み込んだ後はOKなのでそれで凌いでますが、ちょっと困り者です。
  2. 温度警告を2回ほど経験しました。K-7のLiveViewでも同じ目にあってるので、そんな時は落ち着いて電源OFFでしばらく休憩ですが、安心して撮影できないのは残念です。

■映像比較してみる
撮った時間帯などの撮影条件が揃ってませんが、似たようなアングルの絵を選んでみました。
他の絵も含めて判断すると映像の精細さでは、
 5D Mark II ≒ ファーム改造GH1 >  α55 ≒ ノーマルGH1
です。17MbpsのAVCHDだと、もやっとした印象を受けます。まあ、YouTube画質では、見分けつかないんですけどね。
α55

5D Mark II

α55

ファーム改造GH1

■動画

Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT18-55mm F3.5-5.6 SAM
Lens : Sony DT55-200mm F4-5.6 SAM
Music : PROPANMODE(http://propanmode.net/) yellow line


Camera : Canon EOS 5D Mark II
Lens : Canon EF135mm F2L USM
Lens : Tamron SP AF17-35mmF/2.8-4 Di
Camera : Sony SLT-A55V
Lens : Sony DT18-55mm F3.5-5.6 SAM
Lens : Sony DT55-200mm F4-5.6 SAM
Music : PROPANMODE(http://propanmode.net/) HANA (from album arrows)


■シャア少佐が来場
連邦軍兵士との交歓
僕も乗りたいな~

■羽田で見たANAガンダムの実物大デカールの展示
パノラマだとメタボなガンダムに

撮り直しました

■α55で撮ったガンダム
横顔
ランドセル
夕日
秋っぽい雲になってきました
最近は、月と一緒に撮れます


2010/09/13

steadicam merlinを買ってみた -セッティング編-

Hague MMCをそれなりに満足して使ってましたが、
・GIMBAL部分が小さく15度程度しか傾けられないため、上下に傾けて撮るのが厳しい。
・折りたためないので、持ち運びにかさばる
という不満がありB&H Photoから購入してみました。注文して中1日で日本に到着。地球はどんどん小さくなっているようです。
 steadicam merlinのセッティングに関する日本語のページをあまり見かけないので、簡単にまとめときます。

■セッティング
このページ(Merlin Static & Dynamic Balance Magic Formula)に、各設定値をはじき出せるフォームが置いてあるので、これを利用する。
CMAERA WEIGHTとCAMERA VERT CGという2つの値を入力すれば、勝手に計算してくれるので、この値を計る。
ハカリとメジャーを用意する
まずは、カメラの重さ(CMAERA WEIGHT)を計る。注意すべきなのは、キャップは外し、フードやNDフィルター等、撮影する場合と同じ状態にしておくこと。
7-14mmはNDフィルター付けられないのでそのまま計って724g
次に垂直方向の重心位置(CAMERA VERT CG)を測るが、なかなか正確に測定するのは難しい。とりあえず、グリップ部分を指で引っ掛けて、バランスが取れる位置でよしとする。
指でグリップのところを引っ掛ける

だいたい4cm(40mm)ぐらい
CMAERA WEIGHTとCAMERA VERT CGの値を、この計算式(Metric Magic Formula)に入力すると、各設定値が算出される。
先端に付ける錘(NOSE WEIGHT)の数で、3種類の表から選択できるが、小さな錘(START WEIGHT)を付ける表からCASE 3の設定値を選択してみる。
赤枠の値を使ってみた
LOWER WEIGHT(下の錘)は、Start WeightとMiddle Weightの2つを付ける。
錘の合計の重さは173g
ARC DISTANCEの設定。天板から垂直に下ろした位置の間隔(TOP OF STAGE TO SET SCREW DISTANCE)を、先端部についたノブで調整する。
計り方によって若干誤差が出そう
GIMBAL POSITIONはロッド部分の長さを設定。最終調整で5~10mm程度の誤差が出るのは、重心位置の計測が正確でないせいだと思う。
この長さは後で微調整する
カメラに取り付けるプレートは、重心がHの穴付近に来るように三脚穴を固定する穴を選ぶ。今回はNにしてみた。
重心位置から多少の誤差が出る
滑り止めにゴムシートをはさんだ
CAMERA STAGE MARKは、カメラを取り付ける際にプレートの先端がくる目盛りの値。
2と3は印刷されてない
もう1点、最初に設定しておく必要があるのが、GIMBALの垂直位置。一番短い状態から4回転分回しておくのがデフォルトの設定のようだ。
前にあるポッチを押して回す
この状態でカメラを載せても傾いてバランスが取れない。
ひたすら裏の2箇所の青いノブを回してGIMBALの位置を調整し水平にする。
調整はかなりシビアです
とりあえず、立てるぐらいはできた
最終的に、ドロップタイム(横に倒した状態からアームが垂直になる時間)を1秒程度になるよう、GIMBALの垂直位置を変えて調整。ここも、ちょっと適当。

■購入金額
円高のメリットを享受しようと、B&H Photoから購入しました。購入時の換算レートは85.449円だったようです。
steadicam merlin(バッグ付) 64,083円
送料 7,382円
関税&消費税 2,200円
合計 73,665円
国内で買うと84,800円+送料なので差額は1万円強という微妙な額です。ちなみに、おまけについてきたバッグはでかすぎて使うことはなさそうです。