久しぶりのブログ更新です。
FUJIFILMのGFX100は6/28の発売以降、入荷待ちの状態が続いているらしいのですが、100万円超の高額商品をそれほど多くの人が購入するとは、メーカーも想定していなかったのでしょう。
FUJIFILMのGFX100は6/28の発売以降、入荷待ちの状態が続いているらしいのですが、100万円超の高額商品をそれほど多くの人が購入するとは、メーカーも想定していなかったのでしょう。
撮影にあたり確認したかったのは、
1.ボディ、レンズ共にサイズが大きく、重くなっているので、現状の撮影機材で大丈夫か?
2.RAWのファイルサイズ増加により、撮影後の処理に影響はあるのか?
の2点でした。
いつものカメラバックに入らない
3年前から、カメラバックはincaseのDSLR Pro Packを使っています。一番気に入っているのは、トラベラー系の三脚が中に収納できる点。電車での移動等の際に三脚をむき出しでバックに取り付けるのは、混雑時も想定すると自分の場合心理的な抵抗感があり、それを解消してくれ、見た目もすっきりめでいい感じです。
さすがにくたびれてきた感じ |
EVFを外しても、はみ出る |
ぎりぎりだけど納まる |
三脚等は問題なさそう
カメラ自体の重量が1.4kgでレンズも含めると約2.2Kgとなります。a7R3がレンズ込みで約1.2Kgなので1Kg程度の重量増です。試しに、自分が持っている三脚でのなかで一番華奢で軽いLeofoto LS-224C+LH-25も使ってみましたが、雲台の耐荷重は4Kgということもあり、特に不具合なく使えています。
また、撮影場所によって使用することがあるReally Right Stuffのミニ三脚と、歩道橋や手すりで使用するクランプも試しましたが、これもについてもOKでした。
ミニ三脚(TFA-01 ULTRA POCKET 'POD)
Genie miniも載せて撮影 |
歩道橋で重宝するクランプ |
RAWのファイルサイズはロスレス圧縮なら約100MB
当初の情報で、RAWファイルサイズが200MBと聞いていてビビっていたのですが、ロスレス圧縮も選択可能でファイルサイズは100MB弱で保存されます。128MBのSDカードならば約1200枚撮影可能。自分の場合、1回のタイムラプスで360枚撮影するのが基本パターンのため、128MBのSDカードが2枚あれば6カット程度は撮影できます。ただし、書き込み処理などに多少時間を要するため、内蔵のインターバルタイマーを使用する場合は、撮影間隔で2秒のマージンが必要です。例えば、シャッタースピード3秒で撮影する場合、撮影間隔は5秒以上に設定する必要があります。4秒だと1回空振りしてしまい、2倍の8秒の間隔で撮影が行われてしまいます。
RAW現像時間はa7R3の約2倍
ここ数年、撮影後のRAWデータはLRTimelapseとLightroomの組み合わせで処理しています。Lightroomは、まだGFX100へは完全対応していない(フィルムシミュレーションが使用できない)のですが、11648x8736の画素数については問題なく対応できています。現像時のパラメータにも依存しますが、RAWの現像時間はa7R3の約2倍の時間が必要でした。
LRTimelapseは、ビデオファイルへのレンダリングで11648x8736の解像度の指定はできるのですが、まともに再生できないファイルが生成されます。ただし、これはLRTimelapseの問題というよりも、PCの再生性能、内部で使っているFFMpeg、あるいはコーデックの制限によるものと思われます。
指定はできるが、作成されたファイルがまともに再生できない |
将来的な8Kコンテンツの作成への投資としてGFX100を購入しましたが、何とか使っていけそうです。これから1年ぐらいかけて、東京や横浜の街を撮り直していこうかと考えています。
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