2015年のタイムラプスを振り返る

2015年も残りわずかとなった今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?2015年に撮影したタイムラプスをまとめた動画を作っておきました。
冒頭はcinemoverでのウォークラプス

今年の撮影技術面での新たな試みは、cinemoverとGenie minの2点。

cinemoverは、歩道橋や橋の欄干などと撮影場所は限られますが、映像にダイナミックな動きを出すことができます。ただし、機材が重くかさばり、あまり気軽に持ち出せないのが難点。
Cinemoco Dollyのパーツを流用した電動化も試みましたが、動作中にホイールがずれたり滑ったりして期待動作とならない場合もあり、撮影前後の組み立てと分解も時間がかかるため、今後は手動での撮影に切り替えようかと思います。
Cinemover
隅田川からスカイツリー

Genie miniはパン動作のみですが、小さく軽く気軽に持ち出せます。スマホからのコントロールの際に動作のタイムラグに若干慣れは必要ですが、設定から撮影まで容易に操作可能。今後は機動性を生かしてRX100M4との組み合わせでの使用が多くなると思います。
RX100M4との組み合わせ
大好きな渋谷のスクランブル交差点
今年購入したカメラは、
Panasonic LX100
GoPro HERO4, Black
SONY RX100M4
SONY a7RII
RICOH THETA S
の4台。

今年、一番活躍してくれたのはRX100M4でした。コンパクなトボディのため手軽に持ち出せ、レリーズ端子があるのでGenie mini等のデバイスとも組み合わせが可能。20MPの画素数のため、4Kでの作成の際にも多少マージンがあります。また、レンズの外径が小さいため、こういったフェンスにレンズを突っ込んだ撮影も可能です。
首都高のガードは固い
超広角、魚眼、チルトシフト等、特殊なレンズでの撮影を除けば、僕の映像制作は、ほぼ、これ一台でいけそうな感じです。おまけにS-Log2サポートの4Kとハイフレームレートなビデオ撮影もできます。

a7RIIは、電子シャッターで連写ができなくなったこと以外は、期待通りで満足がいく買い物でした。RX100M4でも搭載されている、ISOオートの際にシャッタースピードの下限を設定できる機能は夕暮れ時の撮影に重宝します。RAWファイルサイズが約40MBというのが撮影後の処理時間的にちょっときつくなってしまいましたが、これであと一年は戦えそうです。

THETA Sはステッチングソフトにより面白い絵が作り出せるのがいい感じです。撮影間隔が8秒以上と長いこと、センサーサイズが1/2.3型で画質はそれなりな点が、ちょっと残念です。
THETA Sでリトルプラネット

LX100はチルト液晶とレリーズ端子がなく、RX100M4でS-Log2をサポートした4Kで撮れるようになったため、その後の出番がほぼなくなりました。GoProは120fpsでの撮影が購入ポイントだったのですが、RX100M4で240,480,960fpsのハイフレームレートのビデオ撮影が可能となり、その後、撮影に持ち出す機会はなくなっています。

来年発売予定で気になるカメラはPETAXのフルフレームぐらいですが、チルト液晶となるようで、ちょっと安心しました。

カメラ以外で購入を検討しているのがGitzoの新しいトラベラー三脚。また、Skylakeで新しくPCを組んで快適な編集環境を手に入れることを目論んでいますがTITAN Xとか大容量のSSDとかで揃えると50万近くになりそうなのでちょっと躊躇しています。


冬の訪れとともに寒くなり、雲も期待できなくなってきたので、春までは、展望台からのチルトシフトの撮影が主体となりそうです。

今年は、今までに行ったことがない場所に出来るだけ赴き、新たな撮影ポイントを見つけるように心がけてきました。来年も継続していきたいと思います。

REEL 2015 by darwinfish105



color grading : VisionColor ImpulZ(http://www.vision-color.com/impulz/) Kodak Vis3 50D 5203 (DP)
music : Argon Light by Planet Bliss
https://www.jamendo.com/en/track/1083616/argon-light





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