RICOH THETA Sでタイムラプスを試す

RICOHのTHETA Sでタイムラプスを試してみました。タイムラプス機能は、
1)撮影間隔が8秒以下に設定不可
2)撮影枚数の上限が200枚 *
と制限があるところは残念ですが、撮影後にいろいろと絵を加工できるので面白いです。
*三太さんから「指定なし」で枚数無制限の設定が可能なことを教えていただきました。
世界は丸い
加工に使用するステッチングソフトはPTGui(https://www.ptgui.com/)を使用しています。無料で使えるHugin(http://hugin.sourceforge.net/)も最初使ってみたのですが、ちょっとしっくりきませんでした。

一番やりたかったのはLittle Planet(stereographic)です。
日の出桟橋
いろんなところで撮影を試してみました。
渋谷駅東口、雨が降ったため途中で撮影中止
東京駅
横浜税関
横浜国際橋
横浜コスモワールド
けやき坂
浜崎橋ジャンクション
また、隅田川を下る水上バスから撮影してみましたが、期待通り面白い結果となりました。
雲があると、もっと良かったかも
Little Planetだけだとさすがに飽きるので、円周魚眼(Circular Fisheye)の設定を使い、YawやPitchを変化させて、球体を回転させる絵にしています。最初は、パラメータを1度ずつ変化させて、ちまちまと手打ちで入力しなければいけませんが、テンプレートとして保存できるので、その後の作業は楽です。
1枚ごとにPitchを1度変化
1枚ごとにYawを1度変化

東京駅ホーム
横浜コスモワールド
谷町ジャンクション
横浜ベイクォーター
センサーサイズは1/2.3型なので等倍で見ると画質はそれなりで、FHDは問題ないですが4Kはちょっと厳しそう。また、加工方法によっては周辺の粗が目立ち、Little Planetの場合は編集時にノイズリダクションをかけました。

なお、今回の撮影では、撮影途中で200枚に至るまでに撮影が中断していたこともありました。おそらく、発熱による自動停止だったのではないかと思います。
撮影中に必ず自分が写りこむのも困りものですが、まあ、それは仕方ないでしょう。

タイムラプスの制限などを含めていくつか不満はあるものの、手軽に全天球撮影できるのはTHETAだけですので、今後もちょこちょこ使っていきたいと思います。

the world is round



camera : RICOH THETA S
image stitching software : PTGui(https://www.ptgui.com/)
music : antidote by JM Galié
https://www.jamendo.com/track/1029239/antidote



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