GH1でCustom Firmwareを試す その3

特定の条件とはいえ記録に失敗するのは悲しいので、再検証してみることにした。

家の中で再現できるような素材はないかと部屋を見回してみると、目に付いたのがストライプのシャツ。まさに、SDHCカードへの書き込みに失敗する細かい線状のパターン。
ちょっとよれよれです

シャツまでの距離とか角度とかしばらく調整した後、録画し始めて10秒程度で書き込みエラーが発生する再現性を確認。GH1の設定は、F5.0 SS1/125 ISO1600。
さらに、ptoolがv3.40dになっていて、嬉しいことに10パターン(A,B,C...J)の設定を保存、読み込みができるようになってたので合わせて試してみた。

■検証内容
1.AFではなくMFを使う
目立った効果なし。
2.手ブレ補正を切る
書き込みエラーが発生するまでの時間が50秒程度となったが、結局書き込みに失敗。
3.ビットレートを下げる
とりあえず、この設定まで下げてみたが、書き込み失敗は変わらず。
  Video Bitrate FHD/SH=32000000
  Video Bitrate H=32000000
  Video Bitrate L=16000000
  Overall Bitrate=34000000
  Limiting Bitrate=36000000 
4.GOPサイズの変更をやめる
24pに合わせたGOP 15から12への変更をやめてみたが、効果なし。
5.24pをやめる
これだ!!!
とりあえず5分程度は録画できることを確認した。自分の撮影には十分な時間。
6.調子に乗ってビットレートを上げる
ビデオ編集学習メモを参考に、
Video Bitrate FHD/SH=50000000
Video Bitrate H=38000000
Video Bitrate L=16000000
Overall Bitrate=52000000
Limiting Bitrate=60000000
Limiting Bitrate=60000000
にしてみる。これもOK。

24pをあきらめるのは残念だが、何よりも高ビットレートでの安定運用が優先。これでガンダム撮ってみる。
 
■設定
メモ帳にコピペしてseta.iniやsetb.iniといったファイル名で保存すると、ptool v.3.40dで読み込めます。 
ただし、Version incrementは変えてください。
[Information]
Comment=limit 60Mbps by soyoharu
SD_Card=Any
Camera=GH1 v1.32
[Settings]
Version increment=24
Interface Language=English
720p30 420->422 color sampling=Checked
E1 Quality=384
E1 Table=24
E2 Quality=330
E2 Table=24
E3 Quality=300
E3 Table=24
E4 Quality=276
E4 Table=24
Video Bitrate FHD/SH=50000000
Video Bitrate H=38000000
Video Bitrate L=16000000
Overall Bitrate=52000000
Limiting Bitrate=60000000

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