お台場ガンダム最後の日々

3月5日に展示終了となったお台場ガンダム、最後の姿と解体工程の途中までを撮影しておきました。働く車とのコラボが撮れなかったのはちょっと残念です。

僕がタイムラプスを始める、と言うよりはそれ以前のデジカメを購入するきっかけとなったのが、2009年のお台場ガンダムでした。細部まで作りこまれた造形の素晴らしさだけでなく、現実の風景に現れた虚構の構造物の不思議さに、痛く感銘を受けました。
顔はこの角度が一番かっこいい
ランドセルのバーニア
膝の部分の造りこみ
素敵なふくらはぎ
後に知るスウェーデンのアーティストSimon Stålenhagさんの絵や、シン・ゴジラの特典映像に収録されていた庵野監督の「アニメは絵やCGで作られた虚構の世界だが、特撮は現実の映像とそれ(異物)が重なる面白さがある。」というコメントにも通じるものがあるように思います。

実物大ガンダムをかっこよく撮ろうとデジカメを購入してガンダムを撮り始めるのですが、なかなかうまく撮れない。ただ立っているだけのものを、いかにかっこよく映像として見せるかを色々と考えて、たどり着いたのがタイムラプスという手法でした。2010年の静岡ガンダムで、その成果が出せました。


2011年にお台場のダイバーシティへ戻ってきたときは、組み立て工程を楽しみながら撮り続けました。

しかし、潮風公園や静岡と違って建物で背景が遮られ、撮影位置もバリエーションが少なく同じような絵にしかならないため、だんだん足が遠のき、今回の撮影は3年ぶりぐらいです。

最後なので、タイムラプスとビデオ撮影を組み合わせて動画にしています。今回のタイムラプスは、Voigtländer 10mmを多用しています。
Voigtländer 10mm
Voigtländer 10mm
Voigtländer 10mm
Voigtländer 10mm
久しぶりに行くと、すずめのお宿状態になっていて、すっかりこの空間に溶け込んでしまっているようでした。
膝にすずめ
頭にすずめ
解体の工程は、会社帰りにRX100M4で5日間撮影したものを編集しています。
解体の工程
次はユニコーンガンダムが設置されるとのことで、どんな素晴らしい造形を見せてくれるのか、今から楽しみです。

Life-Size GUNDAM Statue The Last Days


camera:SONY a7RII
lens:SONY FE 16-35mm F4 ZA OSS
lens:Voigtlander 10mm F5.6 Aspherical
camera:SONY a6300
lens:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
lens:Samyang 12mm F2
camera:SONY RX100M4
camera : Panasonic GH4
lens : LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8
music:the final rewind by Tryad(https://www.jamendo.com/track/843910/the-final-rewind)

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