2013/11/30

水上バスでタイムラプスを試す

以前から試そうと思っていた、水上バスからのタイムラプスです。今回は、東京水辺ラインの浅草・お台場コースの水上バスに乗ってみました。両国から浅草に向かった後、隅田川を下ってお台場海浜公園まで向かうルートです。せっかくなので、下り、上り共に乗ることにしました。カメラは船の屋上に設置されている柵にゴリラポッドで取り付け、シャッター間隔1秒で撮影しています。
ゴリラポッドで取り付け
思ったより揺れが大きく、編集時にワープスタビライザーを使っても一部のシーンは補正しきれず、安定した映像にするのはなかなか難しいことが分かりました。そのままの映像だといまいちだったので、ミラーのエフェクトで反転させ、鏡面のような水の上を移動する感じの映像に仕上げました。
ミラーのエフェクト水面に写りこむ映像にする
隅田川には、様々な橋がありなかなか面白いです。
勝鬨橋
中央大橋
清洲橋越しに見るスカイツリー
両国ジャンクション

TOKYO on The Water
camera : Panasonic DMC-GH3
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
music : Her Eyes by 2Inventions
http://www.jamendo.com/en/track/1013833/johaness-gilther-her-eyes

2013/11/21

BMPCCのRAWで撮る

ファームウェアのアップデートにより、Blackmagic Pocket Cinema Cameraで待望のRAWでの撮影ができるようになりました。
サポートされるRAWのフォーマットはCinemaDNG。DNG形式のRAWファイルが1フレームずつ連番で保存され、音声ファイルは1つのwavオーディオとして保存されます。1フレームのサイズは約2MB前後。64GBのカードを使用した場合でも、18分前後の収録時間しかありません。自分の場合、20秒程度のカットをたくさん撮るという撮影スタイルのため、長時間連続しての撮影はしませんが、さすがに心もとなくSDカードを追加購入をしました。
なお、SDカードにもそれなりの書き込み速度が要求されます。Twitterを見ていると、SDカードによっては録画開始ができない、録画開始できてもファイルが生成されないという報告がありますので、現状、正式対応となっている、
Sandisk 64GB Extreme Pro SDXC UHS-I
を使用するのが安心です。
Recording FormatでRAWの選択が可能になった
CinemaDNGの形式はAdobeの提唱によるもので、Premiere ProもCreative Cloud版から正式対応されているため、いそいそと購入、インストールしました。ところが、ファイルを開こうとしても「ファイルにメディアデータがありません」とエラーが表示されて、あえなく玉砕。どうやら、現時点ではBMCCのファイルは読めるが、BMPCCのファイルは読めないようです。
さすがにDavinci Resolveではちゃんとサポートされています。
DaVinci Resolve 10 Liteをビューアとして使う
ただし、使い慣れるまで手間取りそうなため、5D3のMagic LanternのRAWビデオと同様に、
1.After EffectsでCamera Rawのシーケンスとして読み込み、Premiereで編集
2.Lightroomで読み込んでRAWからJPEGに書き出して、Premiereで編集
という、手馴れたタイムラプスの手法を使って編集しました。

After Effectsで読み込む手順の概要は、
1.After Effectsでファイル→読み込み→複数ファイルで読み込むファイルを指定。
読み込むファイルを指定
2.読み込み後にCamera Rawの調整パネルが開くので、各パラメータを調整。
明るめの撮影結果
ハイライト部分のリカバリーと全体の明るさを調整
3.調整結果をOKで確定して、作成されたCamera Rawシーケンスからコンポジションを作成し、Premiereへdrag&dropして編集。
といった感じです。

また、Lightroomを使った場合には、いくつかのシーンでプリセットを適用して映像の雰囲気を変えてみました。
コントラストを高めにしてメリハリの効いた絵にする
プリセットを適用
RAWでの撮影結果は、これまでのProResと比較して明らかに解像感が向上しています。また、ハイライトやシャドウの等の各パラメーターの調整の自由度は高く、まさにマグネットコーティングを施されたガンダムのように、ファームウェアのアップデートでBMPCCの潜在能力が発揮されるようになりました。今後、ProResでの撮影はしなくなるでしょう。
なお、ハイライトのリカバリーについては、極端にすると色合いが怪しくなります。撮影時に適切な露出とするよう注意が必要ですが、BMPCCの背面液晶ではなかなか難しいところです。

将来的にはこの動画のような素敵なカラーグレーディングをしたいところですが、自分の技術では、まだまだ道のりは遠そうです。


今回の夜の銀座の撮影は、ゴリラポッドとBMPCCをカバンに忍ばせておき、会社帰りに撮影しました。こういうことができるのもBMPCCのコンパクトなサイズのおかげです。
和光のマネキン
ちょうどカメラの前にプリウスのタクシーが止まる
写真展のショーウィンドーの前を通り過ぎる人々
三越のライオン
ハイライトのリカバリーを効かせすぎてちょっとHDR風
岡本太郎
BMPCC RAW Test GINZA

camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
music : Metropolis By Night by Chill Carrier
http://www.jamendo.com/en/track/606411/metropolis-by-night


横浜の撮影は夜にISOを上げるのを忘れて、ちょっと暗めの絵になってしまいました。
カモメ
メリーゴーランド
赤レンガ倉庫
水上バス
山下公園の噴水
BMPCC RAW Test YOKOHAMA
camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
lens : LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
lens : LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8
lens : Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95
music : Miss You by Snowflake & Loveshadow
http://www.jamendo.com/en/track/1077679/miss-you









2013/11/04

首都高のジャンクションを見上げてタイムラプス

以前からゆりかもめなどの高架の描く曲線だとか、鉄橋の裏側の構造だとかを漠然と面白いなと思っていましたが、ふと目にした見事な多重構造の箱崎ジャンクションの写真がかなりすばらしく、ジャンクションを主体としたタイムラプスを試すことにしました。
今回一番撮っておきたかった箱崎ジャンクション
ジャンクション観賞の第一人者は大山顕さんブログ日本ジャンクション公団のリストを参考に、行きやすそうな箱崎、江戸橋、両国、西新宿、有明での撮影を試しています。有明を除いて、いずれもこれまで行ったことのない場所であるため、やたら歩き回った割には、江戸橋ジャンクションのように想定していた絵が撮れなかったジャンクションもありました。

なお、ジャンクションでタイムラプスにする際に困るのが、動くものを構図に入れるのが難しいこと。俯瞰の場合は車が走るので何とかなるのですが、見上げる構図だと下の一般道を走る車を入れるか、雲の動きに頼るしかありません。
また、実際に箱崎に撮影に行って気がついたのですが、周囲を建物で囲まれたジャンクションでは交差点の向かい側ぐらいしか撮影ポイントがないため、一般道を入れて撮ろうとするとかなりの広角が必要です。箱崎は5D3とSIGMAの12-24mmで何とかなりましたが、今後の撮影も考え、GH3用に値段も手ごろなSAMYANGの7.5mmの対角180度の魚眼を新たに購入しました。
SAMYANGの7.5mmはコンパクト
さらに、Genieも使用して上下、左右の動きをつけることで、できるだけ全体を入れるように撮影しています。
西新宿ジャンクション
SAMYANG 7.5mm + Genie
江戸橋ジャンクションから延びた高架が弧を描く
有明ジャンクションの裏側
西新宿ジャンクション
OLYMPUS9-18mm + Genie
両国ジャンクションの夕暮れから夜
箱崎ジャンクションの尻尾
有明ジャンクションを有明スポーツセンターから俯瞰で
有明ジャンクション
今回の撮影は、いずれの日も昼間の雲がいまいちだったため、ほとんど夜のカットになってしまいました。まだ撮影していない他のジャンクションも含め、いずれ追加撮影をしようかなと思います。

TOKYO Junctions



camera : Panasonic DMC-GH3
lens : SAMYANG 7.5mm F3.5 Fish-eye
lens : LUMIX G VARIO 7-14mm
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
camera : Canon EOS 5D Mark III
lens : SIGMA 12-24mm F4.5-5.6
motion controlled by Geine(http://syrp.co.nz/)
music : July.#04 by arizono Kazuhiro
http://elementperspective.bandcamp.com/album/epv-070