2013/10/16

BMPCCで新宿を撮る

近々CinemaDNG RAWのサポート解禁が噂されるBlackmagic Pocket Cinema Cameraで新宿御苑と新宿駅周辺の撮影を試しました。新宿御苑は新海誠さんの「言の葉の庭」の舞台となっていたため、Blu-rayを見て予習しておくつもりでしたが、事前に見ておくのをすっかり忘れてしまいました。
こんな感じのカットがあったはずと撮っておいたが、もう少し左側からの構図だった
「言の葉の庭」が雨の日のシーンを主体に構成されているという天候の違いはあるものの、映像の透明感、色彩、光と影の描写を実写で表現できる才能もなく、いつもどおりの映像となりましたが、新宿という喧騒の街の中にある、穏やかな空間というのは表現できたかなと思っています。
ススキの季節だけど当日の気温は約30度
園内のほぼどこからで見えるドコモ代々木ビル
空襲で焼け残ったのはこの台湾閣ともうひとつの建物だけらしい
台湾閣から眺める園内
この季節に咲く桜とのこと
新宿駅周辺の撮影では、交差点などの人混みを中心に撮影したのですが、同じような構図で撮りすぎて、ちょっと編集に苦労しました。ただ、夜の新宿が時折垣間見せてくれるブレードランナー感は、相変わらず健在です。
こういう大型ビジョンが醸し出すちょと未来感にワクワク
わかもとを連想させるマッコリのCM
新宿大ガード下
狭い道をぎりぎりで曲がるバス運転手さんの卓越した技術
伊勢丹
ビックロ店頭のLEDディスプレー
新宿三丁目駅の地下通路
三脚で撮ってたら「撮影許可は得たのか」と警備員さんに注意されたので、皆さんも気をつけて
BMPCCを使って6本の動画を制作しましたが、これまでの使用感をまとめると以下のような感じです。LOG収録、Prores422と近々サポートされる予定のRAWでの撮影を、この価格帯で手に入れることがBMPCCの最大の魅力であり、逆にこれが必要ない人はGH3を買った方がはるかに幸せになれます。

良いところ
・LOG収録、Prores422による編集時の調整幅の広さ。Filmconvertとの相性ばっちり。RAW撮りも将来可能になる。

悪いところ
・IRISボタンは、夜でも光源があるとF22に絞られたりするので、正直役に立たない。日陰や地面を撮る等などの明暗差が少ない構図でしか使い物にならない。
・背面液晶は晴天時には暗くて視認困難、逆に夜は明るく見える。
 →昼は暗め、夜は明るめに見えることを念頭に露出調整。逆光時などは露出を変えて1、2カット余分に撮っておくべき。
・電源ON時もIRIS制御が自動的に働くため、いちいち絞りを変更する必要あり。
 →電源ON時にはレンズを手で覆って絞られないようにする。
・SDカードのフォーマット、ファイル削除がカメラ本体でできない。
 →事前に予備も含めてPCでフォーマットしておく。
・バッテリー消費が大きい。
 →15秒~1分程度のカットをたくさん撮っておく、という自分の撮影スタイルだと半日の撮影で予備3個ぐらいは必要。こまめに電源は切る。
・クロップファクターは2.88となり広角が厳しい。12mmのレンズが35mmとなる。

その他
・OKボタンのダブルクリックで中央付近の拡大表示可能。
・メニュー構成は独特だが、最初の設定後は昼と夜でISOとホワイトバランスを切り替える程度なので、使用上特に問題なし。

これまでの撮影で大体の感触がつかめ、撮りたい場所は一通り撮影できたので、BMPCC単体での撮影はRAW撮り可能となるまでしばらくお休みしようと思います。

BMPCC : Shinjuku Gyoen National Park
camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
color garding : Filmconvert Pro 2 FJ Velv 100
music : Indian Summer by Ken Verheecke
http://www.jamendo.com/en/track/948542/ken-verheecke-autumn-reflections-08-indian-summer


BMPCC : Shinjuku
camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
color garding : Filmconvert Pro 2(FJ Ast 100)
music : Bumble by Hungry Lucy
http://www.jamendo.com/en/track/524400/bumble


2013/10/05

BMPCCで撮影を続ける

カメラを入手後しばらくは、ある程度使いこなせるまで新しいおもちゃを与えられた子供のように撮り続けるのが、自分のパターンです。Black Magic Pocket Cinema Cameraでの撮影は、まだまだ続きそうです。

BMPCCではマイクロフォーサーズマウントのレンズを使用します。Panasonic GH1を買ってから、こつこつとレンズを買い続けてきた甲斐がありました。
GH3とレンズを共用できる
ただし、センサーサイズは、マイクロフォーサーズよりも小さいため、35mm換算では焦点距離を2.88倍で計算する必要があります。手持ちのレンズだと、
zoom
LUMIX G Vario 7-14mm/F4  =  20-40mm
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 = 26mm-52mm
LUMIX G X Vario 12-35/F2.8  =  35-100mm
LUMIX G X Vario 35-100/F2.8 = 100-288mm
prime
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 = 35mm
Nokton 17.5mm/F0.95 = 50mm
LUMIX G 20mm/F1.7 =  58mm
Nokton 25mm/F0.95   = 72mm
となります。7-14mmはNDフィルターがそのままでは付けられないこともあり、ちょっと広角側が寂しい状況。ただ、自分の場合、動画撮影では、35mmか50mmでの撮影が主体となりますので、まあ、何とかなるでしょう。

これまでの撮影で複数のレンズを試していますが、やはり便利なのはPanasonicの12-35mm。
35-100mmのズームになるので撮りやすい
根津神社は、これ一本で撮影してみましたが、全体的な景観、門や灯篭などの装飾等を撮るのに35-100mmのズームがいい感じで使えます。
根津神社の門
本殿前の門
本殿の屋根
龍の装飾
絵馬
光と影がいい感じ
お参りをするお姉さん
石像と羊歯と鳥居
狛犬の台座に刻まれた文字
ただ、12-35mmだとレンズが大きくちょっと重いため、もう少し手軽に行きたい時は、OLYMPUSの12mmとPanasonicの20mmの組み合わせが良さそうです。
OLYMPUS 12mm
Panasonic 20mm
OLYMPUSの12mm一本だけで、夜の渋谷を撮ってみました。
ガード下
スクランブル交差点のあたり
トンネル
ツタヤ前
ギターを弾くお兄さん
注文していたバッテリーのセットが届いたので、これからは残量を気にすることなく撮影できそうです。Blackmagicの同梱のものと同様で容量は800mAhです。Nikon純正の1020mAより容量は少ないものの、これまでの使用感だと容量によるバッテリー持ちの明確な差異はありませんでした。価格も安く(約2,000円の差額)、これで十分と思われます。


Blackmagic Pocket Cinema Camera : Shibuya


camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
color garding : Filmconvert Pro 2 FJ 8553 ET,FJ Neo(fist and last cut)
music : Wandering by Hungry Lucy
http://www.jamendo.com/en/track/524402/wandering

Blackmagic Pocket Cinema Camera : Nedu Jinja Shrine


camera : Blackmagic Pocket Cinema Camera
lens : LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
color garding : Filmconvert Pro 2 FJ Velv 100
music : Nightdreaming (4 - The finale) by Arbalord
http://www.jamendo.com/en/track/1009271/nightdreaming-4-the-finale